「誰が着るっていうんだ!」と内心で全力で叫んだ

そもそも何故、日本人はエディスリマンがこんなに好きなのか
大多数の人間には、エディスリマンの服は辛い、と思ってます

まず、体型を選ぶ服が多くて単純にサイズが合わない人も多いのと、
服の個性が大体強くて、取り入れ方が下手だと、非常に目立ちます
(もちろん悪い意味で)

高価な値段に見合った、判りやすい高級感が有るかと言えば微妙で、
知らない人が見たら「変な服」で終わりそうなところもありつつ。

個性は間違いなくあって、嫌いじゃないんですけど、
逆に嫌われそうなのに、ここまで日本で受け入れられて、
神格化されているのが、昔から不思議なんですよね、うーん

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サンローランていうか、エディスリマン
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革のベスト、とんがり靴…化粧。
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こ、これは…?

いつも通りの全身真っ黒スタイルも多かったのですが、
あえて違うタイプのルックを選んでみました

今回も、お約束のレザーライダースは作られていて、
袖ありのジャケット、袖無しのベストと使われていました
(間違いなく製品化するでしょう)

サンローランというか、エディスリマンのコレクションか。
なんていうか、相変わらずロックというか…
前がカートコバーンだったら、今回はデビットボウイ?

リーゼント風の髪型、きつめのメイク…
完全に新宿2丁目のショーパブの出演ry……あれ誰か来たぞ

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これはまともに見える

スキニー、レーザー、ボーダー、ヒョウ柄、黒と赤。
これが見ていて単純に浮かぶキーワード。
ハードながらも、マリンを彷彿とさせるルックもありつつ。

とりあえず、相変わらず痩せてないとな服なことと、
とんがり靴、ヒョウ柄など、難易度が高いアイテムがたくさん!
(いつものことですが)

おしゃれに着こなすには、かなりのテクとお金と、痩せた身体が必要で、
めちゃくちゃハードルの高いブランドと思いますが、
他にメンズでここまで個性のあるブランドがあるかといえば、
そんなには無いと思うわけです。
ショーを見て一発でデザイナーが判るブランドは、今そんなに無い。

この強烈な個性に、人は惹かれるのかなあと思います
カリスマってのは、そういうもんですよね

ボーダー×赤のバンダナ巻きスタイルは、
お金もかからずに真似しやすいので、流行るかも?(一部で)

 

サンローラン2013SS 全ルックはこちら
http://gqjapan.jp/2013/07/01/saint-laurent2014ss/

 

 

◆個人的 買い物日記◆

そういえば、この前母親から、
大昔のイヴサンローランのハンドバッグを貰いました
ヴィンテージショップに並んでそうな、ハンドバッグ

どうしたのか聞いたところ、「多分お義母さんから貰った」
バッグの中見たら、私の幼稚園の時のバレエ発表会のパンフが…
つまり、20年以上クローゼットの中だったってことかい!
クラシカルなワンピースと合わせて使ってみたいと思います