店頭でコードを読み込んで…?

 

発表から話題になっていました、「WEAR」
ZOZOTOWNを経営するスタートトゥディが新サービスです

発表当初から賛否両論を巻き起こした、このサービス

 

概要はというと、

ZOZOTOWNに店舗を持つブランドの実店舗にて、
商品のタグのバーコードを、アプリで読み込むことで、
製品情報やコーディネイト画像などを、提供する

といったものです。

 

SNSの機能を備え、一般ユーザーやショップのコーデを検索でき、
共有もできる機能や、手持ちのアイテムや購入したアイテムを
保存・管理できるクローゼット機能等を搭載。

もちろん、ZOZOでのショッピングにも連動します。

 

専用アプリはスタートトゥディが無料で提供とのこと。

参加ブランドは、現段階で有名ブランドが200を超えています。

説明が長くなってしまいましたが、こんな感じです。

 

どう思いましたか?

 
私なりに、現時点での、
「WEAR」の不安点と良さげな点を考えてみました

 

 

 

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ショップ側からの、懸念点を考えてみました

 

 

1.お店でのカメラの使用は大体禁止

大体のお店は、カメラの使用をお断りしています

このアプリはカメラを使用するので、そこが難しいところ

商業施設に入っている場合、施設側が禁止していれば、
まず、その店舗は参加は不可になります

同じブランドなのに、WEARの機能を利用出来る店と、
出来ない店が出てきてしまうと思います

 

 

 

2.お店で見てZOZOで買う現象の加速

今までも多かった、散々店で見てからの「ネットで買います」

この現象を加速させるのでは?という問題

これを懸念点に挙げるブランドは多かったようです

 

昨年の一時期、ZOZOは定価の商品は10%ポイント還元という
ヤマダ電機顔負けのサービスを行いましたが、
その時期は「ZOZOで買う」と店頭で告げる人が本当に多かったそう

 

結局、ブランド側からの猛反発ですぐに1%に戻しました

ブランド発行のポイントカードだったり、
百貨店等のカードを利用した方が、お得度では上かと思いますが…?

 

 

 

3.商品で遊ぶ、溜まられるのが面倒そう

バーコードで読み取って、色々見られるわけですが、
撮影して読み込んで、コーデを閲覧して、共有して…

なんて行為を売場で、洋服の前でボサーッとやられたらば、
結構邪魔ですよね、ぶっちゃけ迷惑ですよね

 

販売員の立場になってみると、スマホばかりいじられては、
声もかけ辛いし、画面も覗けないし、やり辛そう

かといって、「そろそろ止めてください」なんて言いにくい

だって参加してるんですもの、サービスに

 

 

ショップ側・客側からの、利点を考えました

 

 

1.上手く使えば情報量が大幅アップ

店員側から提案する場合も、客として提案される場合も、
アプリを使って様々なコーディネイトを見たり、
素材やサイズなどの情報を詳しく確認できるのは、非常に便利

すでにアローズやBEAMSなど、多くのブランドが
接客にデジタル機器を活用させています

店側からすると、自社でシステムを構築することなく、
サービスを提供出来るのは、嬉しいかもしれません

 

 

 

2.在庫切れのとき、オンラインで買える

もしお店で色やサイズが欠けていて、欲しい物が無かったとき、
取り寄せて貰うのも面倒だなあ、なんて時には、
その場でZOZOで買えるという点は、ブランドとしては利点

店舗の売上にはならないので、店側は複雑かもですが…

その場でZOZOで買えるというのは、悪いことばかりでもありません

 

 

 

 

3.SNS機能を楽しむ

客側からすると、SNS機能を活用した楽しみがあります

商品情報を読み込んで、
「欲しい!』や「買った!」に登録したりできるそうなので、
Sumally的に楽しめるのではないでしょうか

ウインドウショッピングならぬ、WEARショッピング的な?

消費者的には、見て読み込んで回る楽しさがあるかも

 

 

 

4.確実に商品の情報を端末にキープできる

やめたけど、やっぱりアレ気になるなあ…って時、ありますね

お店から品番を貰っても、ネットでは確認できなかったり。

その点、WEARは便利です

 

一度店頭でバーコードを読みば、あとで確実に確認し、
じっくりと比較・検討したあとで買い物することもできます

 
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こんな感じに情報が出るようです

 

なんにせよ、WEARのサービスを使用する際、
どんな感じになるんでしょうか

お店側のルールを考えると、店員に一声かけないと、
バーコードの撮影をできない店舗が多そうなのですが、
(というか、大人なら常識的にそうすると思いますが)

 

 

読み込み後……接客の流れはどうなるのでしょうか?

その場で、情報をしばし確認したりすると思うのですが…
お店の椅子への着席を促すんでしょうか?

するとSNS機能を使ったりされ、まったりされてしまいそう…

でも情報読み込んで帰る、が一番嫌なパターンでしょうが、
読み取られた数も集計してデータにできるので、いいのかなあとか、
これだけ考えさせる時点で、面白いサービスです

 

 

まずは、どこまでWEARが浸透するのか、ですね

公開されたら早速入れて、仲良しのお店で使わせてもらいます

 

SNS機能は、そんなに流行しないと思うんですよ

既存SNSのZOZOPEOPLEは、結局はそんなに…でしたが、
今回はmixiやらと違い、Summalyに近い形なので、

気軽にユーザーは参加できそうですが、いやはや、どうなるか

 

 

10月31日公開です

iOSと、AndroidOSに対応しています
興味が有る方、無料なので利用してみてはいかがでしょうか?
参加ブランドなど詳しくは、公式サイトで!

 

 

完全受注限定版といっておいて、割引されて売られている
ジョジョ絡みでロクな話がないですねえ