ブランドイメージもなにも。

セブンイレブン、イトーヨーカドーでお馴染みの、
セブン&アイホールディングスです

お馴染みのセレクトショップ、バーニーズニューヨークの
日本法人の株式を49,9%買収し、第二位株主になるそう。
(ちなみに1位株主は、住友商事です)

役員派遣だとか、そういうことをしていくわけですが、
サービス面では、同じく傘下の西武・そごう内への出店や、
バーニーズのオンラインストアで買い物した商品を
全国のセブンイレブンで受け取れるなどを検討しているそう。

出店候補地選定などもセブンと提携だそうで、
まあ株主第二位様ですから、発言力は大きいでしょうね。

 

セブン傘下に入る形になることで、
バーニーズにコンビニやヨーカドーのイメージが…
なんて声もありますが、そんなこと言ってる場合か!です。

最近はアパレルブランドは合併や買収の嵐です。
終了や大幅なブランド方針の変更が行われるよりかは、
幸せなことと思うべきではないでしょうか…。

今の高級セレクトショップ路線のまま行くみたいなので、
良いのではないかと思っています。

春、バーニーズで (文春文庫)

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バーニーズといえば、伊勢丹のイメージが強い方が多いと思います。

元々は伊勢丹が出資し、日本のバーニーズは誕生しました。
ハイセンスなセレクトで、ファッション好きが集まる場所でした。

現在は、米国のバーニーズとも伊勢丹とも関係がない状態です。

伊勢丹が手を引いた辺りから、イメージが変わったと聞きます。
おしゃれの聖地的イメージから、ズレていったと。

東京 大人の宴 2014年版(saita mook)

 

私は正直、イマイチな印象なのです、バーニーズ。

「バーニーズ有り難がるのって、過去のイメージを引きずる
アラフォー以上のオジサンオバサンくらいでしょ?」
…これくらいに、第一印象で感じています。すいません。

私にとってバーニーズといえば憧れの存在のひとつで、
特に新宿店は、東京に越したらすぐに行きたい場所でした。
上京後、すぐに十分なバイト代を持ち、出掛けたのです!

 

しかし、抱いていたイメージとは違いました。

…お店の雰囲気に高級感はあるけど、なんか買う気が起こらない。

各ブランドの品数が少ないし、なんか雰囲気が暗くない…?
セレオリ商品なんて、野暮ったい。なんか婆臭い?
客はオジサンオバサンばっかりで、ボディのコーデも、
なんだかオバサン向けに見えてくる…。

テンションが上がること無く、洋服が良く見えることも無く、
「なんだこんなもんか」と落胆し、早々と退店しました。

 

なんだかボロクソに言ってしまいましたが、
本当にショックだったのです、勝手に裏切られた感です。
キラキラ感が皆無で、「買っちゃえ!」の魔法はかからなかった。

20歳そこそこの娘には、まだ早い店だったかもしれません。
しかし、好きな・着ているブランドはそこにたくさんあって、
目の前に並んでいるのに、全くテンションが上がらなかった。

ハーバード流交渉術 イエスを言わせる方法

 

今回のセブン&アイの株式取得のニュースを知って、
久々にバーニーズのことを思い出しました…。

もう数年行ってないと思う、バーニーズ。
いまはどうなっているのだろうか。

 

 

昨年、クリスピークリームドーナッツの社長だった方が、
バーニーズの新社長となり、色々と組織を変えたそう。

「カッコいい」を大切にし、新規ブランドの買い付けをはじめ、
販売方針も変え、安易な値下げやポイントアップなどを廃止。
ブランドイメージの立て直しにかかったそうです。

新宿店は23年ぶりにリニューアルし、
伊勢丹のリモデルの日と同日(2013年3月6日?)オープン。
伊勢丹の集客効果もあり、新宿店の売上は好調だそうです。

 

確かに、新宿伊勢丹とバーニーズ新宿店は非常に近いので、
買い回りするには良いんですよね。
新社長のインタビューを見て、その手があったかとは思いました。
(そのくらい、バーニーズを頭の中から排除しているという…。)

東洋経済インタビュー

このインタビューを読んで、久々に行ってみようかと思いました。
今度行ってみます、最後に行ってから私も年をとったし。

 

セブンに買収され、どのように展開して行くかはわかりませんが、
バーニーズ自体は昨年から変わってきているそう。

バーニーズがどう変化していくのか、楽しみです。

 

個性的なセレクトショップが増えて欲しい