篠田麻里子氏、おしゃれか否か問題

元AKB48 、上からマリコ(敬称略

ご存知でしょう、元AKB48の篠田麻里子さん。
昨年卒業した初期のメンバーです。1986年3月生まれ。
卒業当時、AKB内で最年長メンバーでした。

いきなり彼女の話になるのは、「篠田さんはオシャレだと思いますか?彼女のブランドどう思いますか?」とメールを頂いたことがきっかけです。
私がAKB48Gに詳しそうなことを察してのメールでした。
そこで、せっかくなので記事にさせて頂くことにしました。

あくまで、私の個人的な考えです。
そういう考えもあるんだーくらいにお考え下さい。

怒らないでね!

 

マリコ様がおしゃれであるという根拠

なぜ、マリコ様はおしゃれ扱いされているのでしょうか。
理由とされているものを、挙げてみます。

・MOREのモデルだから
・握手会やblogで見せる私服がオシャレだから
・ファッションブランドまで立ち上げてるから

こんな感じじゃないでしょうか

 

モデルとしてのマリコさまを考える

おそらく、AKB48を篠田さんきっかけで知った方も多いはず。
AKBのブレイク前は、大島麻衣さんと篠田さん、板野さん辺りを見かけた気がします。
女性は彼女を知ったのが女性誌きっかけの方もいると思います。

篠田さんは、MOREという女性誌のモデルを務めています。
モデル=おしゃれ、というイメージがあるので、その影響は大きいのかなと思います。

篠田さんおしゃれ説を唱える人は、このモデル業をよく挙げますね。
ですが、実際、モデル=おしゃれでは必ずしも無いです。
それに(MOREの専属モデルで「おしゃれ」って…)が私の本音です。

正直、MOREって、おしゃれな女性が読む雑誌ではないと思います。
「適度に流行を取り入れ、男女から好感度とそこそこのオシャレ評価を得られれば良い」人が読む雑誌だと認識してます。

…あ、別にモデルさんや作っている人は否定してはいません。
おしゃれとかダサイとか、上とか下じゃなく、雑誌の路線の問題です。

だから、正直、MOREモデルと言われても、オシャレ感みたいなものは無い。
こじはるのマキアの方が、雑誌の知名度は劣っても、イメージは上のように思います。

ハロプロの久住小春さんの「Cancam専属」という肩書の方が、輝きます。

ついでに。

ずっと感じているのは、モデルとアイドルは纏っているオーラが違うのか…。
マリコさまはスタイルもよく可愛いですが、モデルの中に入ると異質に感じます。
単体でページにいる分にはまだいいですが、並ぶと(なんか違う)感が。

AKBの中では頭一つ抜けていたスタイルも、モデルに混ざれば埋もれてしまい…。

プロのモデルに比べてしまうと、どうしても服の魅せ方に物足りなさを感じてしまいます。
表情やポーズもパターンが決まっているというか。モデルとしての表現力なのでしょうか。
服を魅せているというより、自分を魅せているような…、なんでしょうこの感じ。

ちなみに、Cancamの久住さんにも、近い違和感はあります。

やはり、テレビやステージの仕事とモデルは違うのですよ。
可愛ければいいという問題でもない。

 

マリコ様のCMを考える

マリコ様が起用されているCMを考えます。
ファッション関係だけ取り上げると…今はこんな感じです。

・通販雑誌「RyuRyu」
・靴「ABCマート」

言っちゃ悪いけど…ちょっとショボイ(小声)
自分のブランドを持っているのに、継続して出てるんだーという感じですが。

こじはるの、TSUBAKIやピーチジョンに比べると、女子からの憧れ度・おしゃれ度が落ちる感は否めません。
(…こじはるとばかり比べて、ごめんね。)

でも、RyuRyu(ベルーナ)ってなあ。
香里奈もニッセンやってるけど、ブランドまで持ってるんだし、もう少し…。

 

マリコ様の私服を見ようか

細かいことはいい。私服を見ようじゃないか!

私が分析するに、ガーリーな服とポップな服が好きです。
こじはるのような女子度高めなガーリーというよりは、個性派なガーリー。

キャンディストリッパー、Ne-net、メルシーボークー、furfur
Honey mi Honey 、balcony and bed、Cry …

この辺りのブランドをよく着用しているようです。
変に高価ではなく、年齢を考えてもちょうど良い感じです。

書かないだけで、こじはるのようにmiumiuのコートを着たり、ゆきりんのようにシャネルのバッグを持っているかもしれません。そこはわかりません。

 

mariko1

ポップ系 篠田麻理子さん。
この日は、エイネット系のブランドの洋服ですね。

mariko2

マリコ様はナチュラル系ガーリーなサロペット(オールインワン)が大好き。
これはとても似合ってますし、問い合わせ殺到したそうですよ。

mariko3

ガーリーですね、これも。
背が高く細いので、こういう格好はハマりますね。かわいい!

 

良さげなお写真を持ってきましたが、こんな感じの服を着ています。

これだけ見れば「ダサイ」と言われる程じゃなくね?と思いませんか?
服のブランドも値段も着こなしも、等身大です。

「それは似合ってない」「その路線は諦めろ」と思うことも多々ありますが、ダサイとまで言うには可哀想です。それなりに高い服を着ているだけあり、安っぽさも無いし。

そりゃ私も「それは似合ってない」と思うときはありますよ…。
例えば、全身コットンレースの時とか。
キャンディストリッパーも基本似合わないと思うし。

 

以下、個人的に「……」な私服写真。

shinoda_4

雑誌でいうとZipperとかそっち系に寄る日があるんだけど…
なんか不自然だし、正直キツいと思うときがある。

shinoda_5

 

イメージのギャップが「ダサイ」の原因?

着ているブランドが高すぎず気取りすぎず、好感が持てる部分はあります。

みんなが篠田さんに抱くイメージと、本人が好きなファッションが違うことが、「ダサイ」と言われてしまう、ひとつの原因かなとも思います。

あとは、ファッションに疎い人には理解しがたい女性のファッションの類いなので、変にあーだこーだ言われてしまうのだとも思います。

AKBのファンが、メンバーの私服を評価している掲示板などを見て思うんですよ。
「…こんな価値観の人達に、握手会で私服のことを上から目線でアドバイスされるのか…」と。

篠田さんが好きな格好をするのは自由です。
ただ、ダサイと言われてしまっても仕方の無い部分もあります…理解されにくい系統ですから。

 

問題のブランド「ricori」

売れているかどうかは、私にはわかりません。
最初はデザイナー兼ディレクター、と書いてありましたが、最近はディレクターと書かれることが多いですね。

ダサイうえ高すぎる!とフルボッコにされていますが…。
ネットというのは、業界で絶賛されたPRADAのシャツの画像を見ても「だっさwwブランドネームに踊らされたバカしか買わないww」などと煽られるところです。
フラボアやメルシーの服も「ピエロwww」と煽られます。

ダサイ、値段が高いと煽る人は、普段どんな服を着ているのか、何がおしゃれというのか、何が1万円の価値がある服なのかとか、色々と聞いてみたいところではあります。

…ちょっと叩かれ過ぎのように感じます。
ただAKBを、篠田麻里子を叩きたいだけでは?とも思います。

 

どっかで見たことがある服だらけなのは、価格を考えればしょうがない。
基本どっかのパクリのパクリのパクリよ。

下のギンガムワンピ、篠田さん好きそうですね。

値段は、どう感じるかは人それぞれです。

実際にルミネエストのricoriで商品を見たことがあります。
同価格帯の他ブランドの商品でより質の良いものはありますが…許容の範囲だとは思いました。
ただ「安っぽい」と言われても仕方無い服。

篠田さんの好きなブランドのテイストが、わかーりやすくricoriの服に反映されていた立ち上がりより、今季なんかはより売れることを意識して服を作っているように感じます。
前より、売れ線の服が多いように感じました。
以前ほど、デザインには昔ほど関わってないかもしれませんが。

個性的なガーリーをやりたかったんだと思います、本人の好きなブランド達みたいな。
この路線の魅力がわかってお金を出す女性はいると感じる服なんですが…その人達はricoriに興味を持たない、多分。

疎い〜普通の人が着るには個性的すぎて理解できないし、高い。
おしゃれな人にはデザインも質も中途半端だし、まず篠田麻里子というネームに拒否反応。

“篠田麻里子”のイメージと需要を考えれば、もっと安くて、わかりやすい服が良かったと思いますが、本人は、ちゃんと「ブランド」がやりたかったんですよ。
そして挑戦したかったんだと思います、どこまでやれるか。
気持ちはわかるんですよね…。でも、AKB48なんだ、あなたは。

 

梨花には簡単になれない

なんとなく、ブランドから篠田麻里子の匂いを薄めようとしていませんか。
ブランドが変な色眼鏡で見られるのを避けたのかもしれませんが、今更難しいと思う。

多分、ポジション的には梨花は目標のひとつだと思うんですが、難しいですよ。
ここまでの道が違いすぎる。佐々木希も無理だったし。

梨花は全盛期の「JJ」で看板カリスマモデルだったわけです。
30代以上の女性ファン・信者がとても多く、女性からオシャレだと10年以上高く評価されています。
梨花自身の力も凄いけど、時代の違いも大きいと思います。
今と昔では、モデルや芸能人のありがたみもカリスマ性も薄れているので、今後、ここまで同性から支持を集められる人物って、なかなか難しいんじゃないのかなーと。

今後、彼女のファッションビジネスはどうしていくのでしょうか。
ricoriの売上は、どうなっているのでしょうか、続くのか?

 

結論:まあまあおしゃれ

最初に挙げた、おしゃれと言われる根拠を見直します。

・MOREのモデルだから → モデルだからとかは関係ない
・握手会やblogで見せる私服がオシャレだから → どっこいどっこい
・ファッションブランドまで立ち上げてるから → 興味と現実は別

私の結論 =「おしゃれに興味が強い感覚の若いアラサー女性」と認定!

 


篠田麻里子『Yes and No Mariko Shinoda』

 

まず、芸能人の私服ってのが微妙なところ。

芸能人って生活において常に近くにスタイリストがいて、撮影で着た洋服を買ったりします。
芸能人には専属スタイリストがいたりして、買い物も一緒だったりします。
決断するのが自分なだけで、選択肢を作っているのは実は一緒にいるスタイリスト。
…大体、買い物の状況が読めると思います。

だから、どこからが本当に私服か自体、怪しいもの。
スタイリストとかいうファッションのプロと常に接触しアドバイスや情報を貰い、買い物も一緒に行ける。
なにこのイージーモード!
一般人の様に気軽に買い物も楽しめないかもしれませんが、展示会も行けるし、あらゆる分野のプロに会いまくれるわけです。
あと、売れっ子なら桁違いにお金がある。…洋服代は経費で落ちるし。買いまくり。

それを考えると…芸能人全般に対し、評価は辛めにならざるを得ません。

ricoriの売上高は知り得ませんが、”篠田麻里子”ネームだけでファッションブランドが支持されるほど、甘くはないはずです。

夢であったブランドを立ち上げた以上は、頑張って欲しいなーと思います。
AKBの後輩達に成功を見せてあげて欲しいという気持ちです。

篠田さん、これからも頑張って!

 


チユウちゃんが写真集を出すよ。

7 Comments

  1. eva

    選ぶセンスと作るセンスって違うんですよね。
    そんでもって、自分の服を選ぶセンスと、売り物にする服を選んだり作ったりするセンスも、また違うんですよね。

    質の高い服を作っても潰れるブランドがたくさんある中で、ちゃんと経営できているブランドって、ホント凄いと思います。

    • chanboo

      選ぶセンス、作るセンス、本当に別物ですね。
      評価される服と売れる服もまた違うし、ファッションをビジネスにするって本当に難しいと感じます。

      有名なブランドでも、内情はびっくりするくらい自転車操業だったり適当なところもありますが、潰れずにやれているというのは、凄いですよね。
      篠田さんのricoriの出資元やスタッフなどは知らないので何とも言えませんが、続くといいと思います。
      続けるのが、一番大変なことだと思うので。

  2. WD

    一般の男のお洒落というテーマとは少し違うけれど、すごく面白い記事でした。「芸能人の私服」という点からも、人選も。

    AKBの中で、初期に目にとまったのはマリコ様とか宮澤佐江さんとか、ショートの人でした。やはり目立つし、グラビア等でも見た気がします。

    <MORE>は確かに、普通のお洒落という感じですね。トレンドを引っ張っていくようなタイプではなくて。

    マリコ様の私服、AKBグループの中ではお洒落だと思います。画像の中で、パンダ?の絵柄が胸に入っている服装はやり過ぎな感じがしますが。
    「理解されにくい系統」→AKBファンの主な客層?からすれば、マリコ様はレベルが高過ぎるのかもしれない、と思います。

    「芸能人の私服」全体で見ても、記事に書かれたとおり、スタイリストさんがついたり衣装の提供があったりで、「ずるい」と思うし、本当にお洒落かどうかは分かりにくいですね。「このブランドがすごく好き」というのを、言葉や実践で示している方もいるけれど(竹中直人さんとか?)、「友達とか知り合いだからそのブランドのを着ている」という人も多そう。
    上記の「友達や知り合い」というのは、ファッション誌の編集者やスタイリストについても感じます。「お洒落達人」みたいな記事に、度々同じ人が出てくるような…

    まあそれでも、著名人がどんな服を好むのか、私服はどうか、というのは気になって仕方ありません(笑)。

    「業界で絶賛されたPRADAのシャツ」→もしかして昨季のフリルのでしょうか(すごく気になっていたけれど、見に行くともう揃っていなかったです)。

    ricoriの服、画像の緑の上下のは、マリコ様らしい感じでいいと思います。

    evaさんもコメントで書いておられますが、ブランドを続けていくのって大変なんだなあ…と思いました。

    • chanboo

      楽しんで頂けたようで、良かったです!
      AKBGの入口がマリコ様という人は多いですよね。
      AKBが注目されだした頃って、特にアイドルヲタではない自分から見たら篠田さんは特別垢抜けて映りました。

      そこなんですよね、AKBGの中ではお洒落なんです、間違いなく。
      本人もお洒落という自負があり、ファンから私服を叩かれても「お前らに何がわかる」くらいに思っていたのではと。
      でも、個人になって、広い芸能界という括りで考えたときに、どうでしょうねっつー話で。
      28歳の女性として捉えると…どうでしょう。お金もあるし、もっとやれるでしょと思います。

      業界人・芸能人の私服って、怪しいもんですよ、ほんと。
      撮影で着用したものをまるごと買い取りすれば、オシャレコーデの出来上がりですもん。
      それも「私服」になりますから、なんともいえない。
      なんだかんだ、私も芸能人の私服は気になります。何を着ているのか、どこで買っているのか…笑

      一般的には叩かれる「業界で絶賛されたPRADAの服」は、想定アイテムがたくさんありますよw
      まあ、価値観が違いますから。ネットの意見は参考にする人と場所を選ばないとですね。

      ブランドを続けるのは大変です、ほんと。
      好きなブランドが小さな会社だと、支えるために買わないと!とすら思ってしまいます。

      • WD

        「好きなブランドが小さな会社だと、支えるために買わないと!とすら思ってしまいます。」→つぶれてもらっては困るし、応援したい気持ちにはなりますね。

        元AKBの前田敦子さんが、ミラノでMARNIのショーを観たという記事をネットで見ました。雑誌の企画だそうです。
        自分は24日に、その記事を取り上げてFacebookに投稿しましたが、考えてみるとMARNIというブランドについては、ほとんどこちらのブログで教えてもらったようなものです。
        そうして2日後位にこちらのブログで篠田麻里子さんが取り上げられたので、偶然だなあと思いました。
        まあ順番で言うと、このブログの影響があって、24日のFacebookの投稿は生まれたのですが…

        • chanboo

          東コレに出すのもギリギリの小さなブランドは、会社も未熟で給料も安くて保障もろくに無く、一般企業に勤めたことのある人だったら即逃げ出すような労働状況だったりして泣けます…。
          さらに店員さんが若くていい子だと、母親気分で買ってます…。

          あっちゃん、MARNIのショーにいましたねw
          雑誌の関係とはいえ、絶対MARNIとか好きじゃないじゃんと私は思ってニヤニヤしました。
          あっちゃんって、ヒステリックグラマーとかクロムハーツとか好きですから…。
          MARNIの洋服は、なかなか似合っていましたけどね。

          blogを通じて、そういうきっかけを生むことができたというのは、個人的に凄く嬉しいことです!

          • WD

            返信ありがとうございます。
            「あっちゃんって、ヒステリックグラマーとかクロムハーツとか好き」→うーむ、そうなんですか。容姿から言えばMARNIの方が似合うと思うし、あっちゃん位のレベルなら買えそう(と言って実際の収入とかは分からないですが。でもクロムハーツも高そう)なので、そちらにシフトしてほしい…と(お節介ながら)思います。

            海外のブランドでも、セレブに自社の服を着させるための活動?勧誘?が凄いらしいですね。

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