篠田麻里子氏のブランド「ricori」突然終了

急すぎるし早すぎる

2014年7月15日をもって、突然全店が閉店しました。
元AKB48・篠田麻理子さんのブランド「ricori」です。

Webショップもなくなり、出店していた一部モールからは商品が全て消えています。
閉店、というより、ブランド消滅といった方が良さそうです。

過去記事もぜひ。
篠田麻里子氏、おしゃれか否か問題

今回は、突然の「ricori」終了について!

どこまで計画的な終了なのか

突然、今日(7月16日)になり、ricoriの公式Twitterとblogに、昨日(7月15日)付けで全店閉店することがお伝えされました。
全店閉店後に、お知らせです。謝罪文もなしよ!

一説には店員すら閉店を知らなかったとか。

事実、ショップブログは普通に更新されていて、通常通りにオススメ商品の紹介などをして頑張っていました。
ルミネエスト店は「17日からはセール」と告知までしていましたから、店員が知らなかったというのも、事実かもしれません…。

帝国データバンクによる、倒産情報をどうぞ
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3950.html

 

実際に、社員全員の知るレベルでの計画的な終了だったならば、ブランド終了に関して、事前のアナウンスはあったと思う。

閉店セールという最後の回収も可能だし、少なくとも急にこんな形で閉店するよりもイメージはいいと思う。
もし経営が傾いて続けるのが困難だったとしても、なんとでも格好良い言い訳を用意し、スマートに終了できたんではないだろうか。

ちなみに、最初に「ricori」を経営していた会社は別でしたが、今回倒産した会社は2013年に「ricori」のために作られ、独立したようです。
この時点で、危なかったのかもしれないね!

不可解な篠田さんの行動

個人的に気になっていたのは、篠田さんの動きです。

16日の午後になって、篠田さんが「ricori」について、こんな内容のツイートをしました。

『昨年までアドバイザーを勤めさせて頂いていたricoriが閉店することになると知り、驚きました。』

…えっ?去年までアドバイザー?
デザイナーじゃないの?プロデューサーじゃないの?そう思った人も多いはず。

しかし、超他人ごとっすねwww

ricori

肩書きがどんどん変わっていった怪

ricoriは篠田さんのブランドであり、当初の肩書はディレクター(プロデューサー)兼デザイナーでした。

「ricori」が立ち上がるという時には、それはもう気合いの入り方が凄かった!
blogやTwitterではricoriの話ばかりでした。
篠田さんの肩書きはデザイナー兼プロデューサーだったし、サンプルのチェックや打ち合わせやなんだで忙しそうながらも、充実していそうな日々の様子を綴っておられました。

ricoriのお披露目の時には、自らプレゼントのクッキーを焼きラッピングする気合。
篠田さん本人も、メディアに登場する際には、ricoriの着用が当然増え、自ら着用して宣伝しておりました。

「ファッションブランドを持つことが夢だった」「夢が叶った」とも言っていて、一部のAKBファンからは「夢が叶ったんだから卒業しろ!」なんてことも、言われたりして…。
実際に、その後すぐに卒業。

なんだかんだ、夢を叶えての卒業といった印象でした。

ricori2

それだけ「ricori」にお熱だった、篠田さん。

卒業後はそのまま「ricori」を筆頭に、アパレル関係に力を入れていくと、私もファンも思っていました。
(本人も、アパレルとモデルを軸に頑張って行くって言っていたんだよ!)

しかし、「ricori」が立ち上がってしばらくして、ブランドと距離を置き始めたのです。

ブランドのスタートが2013年春夏シーズンからなのですが、最初のシーズン中にはすでに距離を置き始めていたように記憶します…。ひっそり、自身の肩書きからも「デザイナー」が消え、「プロデューサー」だけになっていました。
そのうちに、篠田麻里子という名前もブランドページからは消えて…?

その割に、今年の3月に行われたファッションイベントでは、他ブランドと同じような扱いで時間をがっつり取り、篠田さん本人が「ricori」モデルとして登場したうえ、プロデューサー的立場からricoriについて語ったり、AKB48のメンバーもモデルとして登場していたり…よくわからんのです(メダパニ

lumine_ricori

本気で取り組み始めたのは事実だと思う

「ただの名義貸しだったんでしょ」、そういう意見がありますが、明らかにそうは見えませんでした。
篠田さんの周囲の人々の「ricori」に対する扱いも、「ricoriは篠田麻里子のブランド」でした。

ブランドが発足した当時、篠田さん本人も「名前だけを貸すようなやり方はしたくない」と言っていたと記憶していますし、自ら非常に楽しみ、真剣に、やりがいをもって取り組んでいたように私には思えました。
篠田さん自身も自分のブランドを持ったぞ!という心づもりで頑張っていたのは、事実だったと思うんです。

 

私や周りが違和感を感じていた辺りには、何かが変わっていたのだと思います。

運営する会社も変わっていますから、そこで契約上、なにかが変わったのかもしれない。
思っていたよりも全然上手くいかなくて、辞めざるを得なくなったのかもしれない。

なにか理由がなきゃ、「ricori」との距離の置き方は不自然極まりないのです。
倒産は別としても、私が気になるのはそこ。

お前ら、一体なにがあったんだ…!!!

ricori3

でも、売れなかったのは事実

なんにせよ、目の前にある事実は「倒産」「閉店」「終了」です。
売れていなかったのは事実で、1年半しか持たなかったわけです。

つらつらと書いてきた、不自然なブランドとの距離の取り方はなんだったのでしょう。
フェードアウトするような、かといって完全に切れるでもない変な距離。

 

もし、この距離の取り方が…

憧れのブランドを始めたはいいけれど全然売れなくて、続ければ続けるほどマイナスの状況。
ブランドを畳むのは早々と決定したのだけど、篠田麻里子プロデュースのままだとタレントイメージに傷が付くから、徐々に距離を取って、程よいところで終了させることで、本人も合意。
倒産時には、篠田麻理子はアドバイザーくらいの立ち位置にして、ダメージを減らそう。

…こんな感じのストーリーは、素人にも思い浮かびます。
でも、全然スマートな終わり方じゃない。計画的にキレイに畳む方法は、いくらでもあったと思うわけですが、それもしなかった。

\なにがあったんだよ/

篠田さん本人のファッションへの本気が利用された形だったりするなら、同情もします。
…本当のところは、当事者にしかわからないことですが、なんともいえない、後味の悪さが残っています。

文春さんあたり、何か書かないでしょうか。
恋愛スキャンダルより、こっち!こっちのほうが絶対に闇が深いよ!

ricori4

 

 

何度も言いますが、篠田麻里子さんが「ricori」発足当初は本気で取り組んでいたのは事実だと思います。
「ricori」が始まった頃、某ブランドでお見かけしたときも、同伴スタッフさんと一緒に、真剣にお洋服のお話をされていましたし!(見てるんだぜ?どこにでもヲタはいるんだぜ?

今後「ricori」に関して、何か説明されることはあるのでしょうか。

全てが篠田さんの責任ではないと思うけれど、世間的には「ricoriのプロデューサー」であり看板なのですから、篠田さんのイメージダウンは避けられません。

少なくとも、いきなり「アドバイザー」を自称されても、無理ですよ。

 

篠田さんは今後、ファッション系の仕事をどうしていくのでしょうか?
肩書きは、どうするのでしょうか。

私は、今後も篠田さんをウォッチし続けますよ!(にっこり

参考になれば、幸いです!

6 Comments

  1. 匿名

    いつも視点が面白いです。

  2. chanboo

    ありがとうございます!

  3. WD

    火曜日に代官山に行った際、梨花さんのお店の前を通りかかりましたが…それはともかく、篠田さんのブランドの終了、書かれているとおり不可解な感じです。肩書きの変化等については、2ちゃんでも突っ込まれていました。
    ブランドを続けていくのって大変なんだなあ…というのが(平凡ですが)感想です。

    伊勢丹のセール、以前の記事で「16日から」と教えていただいたのに、その後勘違いしてしまって、まだ行っていません…行ければ金曜に行ってきます。

    • chanboo

      ヲタはリアルタイムで追い続けていますからね…笑
      ヲタでないとわからないことも、たくさんあります 笑

      ブランドとの距離の取り方がどう考えてもおかしかったので、上手くいかないから声も小さくなってきたのか?とか思っていたんですけど。
      まさか突然倒産して、アドバイザーと言い出すとは思いませんでした…。
      あれだけ熱心に、他のメンバーにまで着せて宣伝していたのに!

      伊勢丹、この夏もたくさんの人が並んだようですね、金曜はルミネも始まっているので混みそうです。
      今年、高額なものが全体的に結構残っている気がするんですよね…。
      それこそドリスとか、柄モノも残ってるかもしれません!

      • WD

        金曜日の夕方、新宿伊勢丹に行ってきました。
        賑わっているけれど、すごく混んでいるというほどでもない印象。

        「高額なものが全体的に結構残っている気が」→そうだと思いました。あるお店の人も「アウターは今回わりと残っている」みたいなことを言っていました。
        ボタニカル柄メインで探したのですが…ドリスさんアン・ドゥムルメステールさん他で見たのですが、サイズが無かったり、正直セールでも自分には高過ぎたり、もっと良いものは既に無かったりで買わなかったです(まだもう1回位は見に行くかもしれないけれど)。

        何年か前から、セールを見る度に思うのですが、「細かいことを言わなければ、そこそこ欲しいものはある」というのが感想です。

        MARNI×ポーターのバッグ、ついに追加分が入ってきました。でも持ち合わせがあまり無くて(!)取り置きにしてもらいました。多分買うことになると思います。入手したらまた報告します。

        • chanboo

          報告ありがとうございます。
          初の週末なのに程々だったんですね、明日明後日は混むでしょうか。

          どこでも良し悪し抜きに、単価が高い物が残っちゃってる感じに思えました。
          正直、先日少し覗いた時にも驚いたんです。みんな単価の低さ・安さ優先なのかなあ?っって感じました。

          ドリスやアン、いいものがなかったですか…残念。
          ドリスは、おそらく秋冬立ち上がりと共に全品アウトレットに流れるので、そちらも楽しみにしておきます。。

          おっしゃる通りで、細かいことを考えなきゃ欲しいんだけど…、なんですよね。
          元々欲しかったものを安く手に入れるケース以外って、いい出会いもそりゃありますが、無駄な買い物になることの方が多いですからね…。

          MARNIポーター、やっとですか!!
          ずっと気になっていました、どうなったんだろうって。
          結局1シーズンでロクに納品されませんでしたね…^^;
          今後が心配ですが、使い勝手など、ぜひレポしてください、お待ちしてます!

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