世界三大ラグジュアリーブランド企業、ざっくり紹介

あれもこれも傘下だよ

 

それぞれライバルとも思えるブランドも、実は親会社は一緒だったりします。

あなたが好きなあのブランドも、実は嫌いなあのブランドと同じグループで、しかも嫌いなブランドの売上に助けられてブランドの存続が成り立っているかもしれないわけです。

最近だと、長らくエルメスを買収しようと、エルメスの株式をじわじわ買っていたLVMH。
今回、裁判所の仲裁も入り、LVMHさん無理ですよってことになったみたいです。
エルメスのファンでアンチLVMH派の人は、ホっと一息?

 

世界三大ラグジュアリーブランド企業といわれているものがあります。
なんとなく知っておくと、楽しいです。

LVMH、ケリング(旧グッチ)、リシュモン、です。

 

 

まず、LVMHグループをご紹介しますね

華麗なる大所帯・LVMHグループに所属するブランドを紹介します。

・ジバンシィ ・セリーヌ ・ロエベ ・エミリオプッチ ・クリスチャンディオール
・マークジェイコブス ・フェンディ ・ダナキャラン ・ケンゾー ・ベルルッティ
・タグホイヤー ・ブルガリ ・ショーメ ・デビアス

他にも多数あります。

ドンペリ、モエエシャンドンなどの有名ブランド酒も傘下だったりします。
LV「MH」の部分でピンときた方も、多いはず。
エステなどのサービスや、コスメなど、贅沢品のブランドというブランドを傘下にもつ、大グループなのです。

 

 

 

では、ケリングさんを紹介しますね

旧グッチの、ケリング。
ああ、グッチの歴史を思い出すと、泣けてきます。
知りたい方は、ちょっと検索してみてください。

ここもなかなかの顔ぶれですよ。

・グッチ ・アレキサンダーマックイーン ・ボッテガヴェネタ ・サンローラン
・バレンシアガ ・プーマ ・セルジオロッシ ・ステラマッカートニー
・クリストファーケイン ・ポメラート ・ブシュロン

などなど。

LVMHとは違い、アパレルとアクセサリーのみです。
みんな仲間なんです。とても豪華な顔ぶれです。

 

 

 

最後は、リシュモンさんです!

ここは、上の2つと違い、宝飾品・時計が主力です。
時計とかって、洋服よりも高額で、洋服よりも贅沢の天井が高いイメージです。

・カルティエ ・ヴァンクリーフ&アーペル ・ピアジェ ・ボーム&メルシエ
・IWC ・クロエ ・シーバイクロエ ・ダンヒル ・ランセル

などなど。
高級な時計メーカー多く抱えております。

 

 

 

いかがでしたか?

LVMH、PPR、リシュモンについて、ざくっと。
意外な発見などはありましたか?

 

カバーするジャンル、傘下のブランド数はLVMHが頭一つ抜けて多いです。
ファッションにこだわらず、各種ブランドを買収しています。

例えばDIESELは、MARNIとマルタンマルジェラ、ヴィクター&ロルフを傘下に収めております。
ブランドイメージだけだと、ちょっと意外な組み合わせではありませんか?

 

日本の企業が、海外の有名ブランドを傘下に収めていることもあります。
ジルサンダーは、PRADAの傘下だったこともありますが、今は日本のオンワード傘下です。

もし自分の好きなブランドがあれば、親会社は背景を調べてみると面白いですよ。

 

参考になれば、幸いです!

 

 

■個人的 買い物日記■

先日買った雑誌「pen」が犬と猫特集で、凄く面白いです。
かわいい写真等もいっぱいです!
犬や猫の目や耳の仕組みなどの解説も有り、勉強になることも多かったです。

PRADAなどラグジュアリーブランドのスタイリングページもあり、
犬猫とファッション好きには二粒楽しめる内容となっていました。
買ってよかった。

 

4 Comments

  1. WD

    車でも、イギリスのメーカーがインド資本の傘下だったり、日本のメーカーがアメリカのメーカーの傘下だったりしますね。

    記事を読んで、「大ブランド」という印象のあるブランドがどこかの傘下だったりで、意外な感じがかなりありました。
    エルメスとLVMHの話は初耳でしたが、傘下に入らなくてよかったと個人的には思います。何かイメージ的に違う気が…

    グッチとプーマが同じグループというのも意外です。
    リシュモングループ、こんなに腕時計のメーカーを抱えて、住み分けはうまく出来るのかなあと思ってしまいます。
    DIESELがMARNI等を傘下に収めているというのにも、少し驚きました。DIESELのイメージ自体、ここ数年、以前より若干モード寄りになった気もしますが。

    …等と偉そうに感想を書きましたが、所有しているのはMARNIだけな気が。ちょっと愕然としました(笑)

    • chanboo

      LVMHの手広くあらゆるブランドを集める姿勢は、嫌いな人は嫌いですね…。
      代表の記事なども検索すると出てくると思うんですが、ブランド戦略も、知ってなるほどグループ傘下のブランドに共通点あるな…と思わされます。
      ブランドの進み方が変わるので、買収関係は結構大事な問題です。
      私も、エルメスは入らなくて良かったと思っています 笑

      DIESELに買収されたことで、マルジェラやMARNIのファンの一部はショックを受けました 笑
      DIESELって昔から正直好きじゃないんですが、最近モード寄りになったというの、わかります。
      広告ヴィジュアルもアメリカ独特の感じが抜けた気がします。

      調べだすと結構楽しくて、収支報告も面白いですよ。
      どのブランドが稼ぎ頭なのか、どの国の売上がグループを助けてるのかとかがわかります 笑

      • WD

        上で紹介されたpen、今夜書店に行くと、号が変わっていました。残念。でも新しい号も洋服特集なので、また見るつもりです。ざっと見た中では「ロエベ」の服部門が気になりました(今までロエベなんて気にしたことがなかったのに)。

        DIESEL、以前よりは最近の感じの方が自分は好きかも。

        「アルニス」というブランドがありましたが、少し前に「ベルルッティ」のアパレル部門になってしまいました。名前も消滅したと思います。その「ベルルッティ」もLVMHの一員だという…

        うろおぼえですが、ファストフードのお店等でも、原宿等では、単体で見ると赤字だそうです(場所代的に)。でもイメージのために出店しているとか。
        「どのブランドが稼ぎ頭なのか」→グループで助け合って、マイナーなブランドでも存在を維持出来れば、それはそれでいいことですよね。「名」(評価が高い)と「実」(売れる)の違いとでもいうか。

        「どの国の売上がグループを助けてるのか」→マルジェラさんの記事で教えてもらいましたが、そういう意味では日本の消費者って結構重要な存在なのでしょうか。このことは自慢してもいいことだと思います。

        • chanboo

          買収ののち、経営のスリム化でブランド統合…の流れはよくありますね。
          ひとつのラインにされちゃったりとか、仕方がないことですが^^;

          アパレルも、渋谷〜青山の辺りはほぼ「格」や「プライド」の為に出店しているようなもので、赤字の店がほとんどだと思います。
          天候の悪い平日なんて、青山のショップはゼロ客上等です 笑
          (そういえばこの辺りのことは書いていなかったような気がするので、近々記事にでも…。)

          日本人は全体的にかなりファッションにお金と気を使う方ですから、かなり重要な市場だそうですよ。
          マークジェイコブスなども日本先行で売れましたし。
          メディアなどで印象操作・ヒットが仕掛けやすかったというのもあるみたいですが、なんにせよ、斬新なファッションにも寛容だし、さらに一度認めると長く愛してくれるので、非常に重要なマーケットだそうです。

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