大人になって”おしゃれデビュー”は難しいか

それは真っ白な画用紙かい?

このblogというのはそもそも、私が新卒で私服通勤の会社に就職し勤めだした時に、周りのファッションに衝撃を受けたことが発端です。

今思えば、IT系企業にしては皆さん小綺麗で、所謂”キモヲタ”みたいな人はいなかったんですが。

で、大人にもおしゃれして欲しいなーと思ってこのblogを始めたわけですが、そもそも、大人になってから”おしゃれ”になれるのでしょうか?

 

今日は、大人になってから”おしゃれ”になれるのか、という話。

 

 

「人間、簡単には変われない」

個人差はあれど、基本的には、大人になればなるほど頭が固くなって、簡単に考えを変えることは難しいと思います。「人は、簡単には変われない」よく言われる内容ですね。

人それぞれが生きるうえで色々なことを感じ、考え、答えを出してきて、その人があるわけで、それは仕方のないことと思います。別に、変われなくて当然だし、そう簡単に変わるってのもなんだかなあ…です。
成るように成ったわけですから、生きてきて。

 

じゃあ、「おしゃれ」に関してはどうか。

大人になってからおしゃれデビューし、”おしゃれな人”になれるのかどうか、です。
…そんな人は、正直言ってレアケースだと思います。

なにを”おしゃれ”と考えるかですが、青山や表参道のショップで多くの人間を見ている店員さんに”この人はおしゃれ”とお世辞でなく認定されることを、”おしゃれな人”の目安としてみます。(我ながら曖昧で怪しい設定だけど…)

正直、難しいことだと思います。
そんなに高いハードルではないけど、遅いスタートでそこまで到達するのは、結構ハードモードと思う。

 

 

 

基本、大人は年齢とともにおしゃれ率も下がる

基本的に、年をとればとるほど、おしゃれ人口は減っていきます。

私は現在進行形で、身を以て体感しております。
ガクンと興味を失わずとも、徐々に変な方向に向かう傾向が強いように思います。
ちなみに、老けるのは女が早いと思う。出産の有無に関わらず。

大人のファッションの変化は、進化ではなく退化する人の方が圧倒的に多いでしょう。

大人になるほどおしゃれって難しくなります。
元々ファッションに興味があって気を使っていても、どうにも目標がズレてしまったり、”おしゃれ像”がぶれたりして、おかしな方向に向かいがち。

そんな流れに逆行して初めておしゃれに興味を持つ。
もうそれだけでレアであって、逆にそんな中でスタートするのは難しいことでもある。

 

 

何故辛いか、根拠を挙げていきます

なぜ、遅いおしゃれスタートがハードモードなのか、理由を述べたいと思います。

周りに遅いスタートで、なんかおかしなことになっている人がいれば、照らし合わせてみてください。
何かに当てはまるのではないでしょうか。

ただしい着こなし86 (メンズスタイルブック)

 

1.ミスが目立つし、失敗の修正も難しい

ファッションって、若い時から色々と興味を持って色々と手を出して、失敗して成功して、なんとなく自分に似合う服や雰囲気、バランスなどを掴んでいくものだと思います。

その試行錯誤、言い換えれば”ファッション修行”を、思春期の頃から個々で行い、経験値を積んでいるわけです。
失敗なくして成功無しですよ、ファッションは。黒歴史上等!です。

大人になっておしゃれを始めたって、そりゃ失敗だってします。
みんなが若い時にしてきたような失敗を、大人になってから大なり小なり犯すわけです。

これが大人になってからのミスとなると、思いの外目立ってしまう。
何より周りのレベルが上にあるから、ミスにも敏感に気付かれる。
でも周りはもう大人だから、ミスを見ないフリしてくれながら「変なの、プププ…!」なんて思われる。…辛い。

大人ほどミスに気付きにくく、またミスを認めにくい気がします。
そしてそのまま進んでしまう可能性が高いのが、怖いのです。

 

いきなりこういうの着だす人、いるよね。どうしてそうなった。

 

2.”年相応”の正しいジャッジができない

現実問題、年齢によって着られる服はどんどん限られていきます。
大人が”おしゃれ”と思われるには、いかに”年相応”の基準と戦っていくかが大切だと思います。

この洋服の年齢制限へ対する嗅覚、アリかナシかの判断を下すのが難しくなる。
リアルタイムで感じ取ってきていないから、その辺の感覚が備わっていなかったり、基準がわからない。

その為に、妙に老けたようなアイテムを選んだり、若作りととれるアイテムを選んだりしちゃう。
大人になると攻めすぎても駄目ですが、守りすぎても駄目で、バランスが難しい。

そもそも目標とする”おしゃれ像”の設定自体も難しいので、間違えがち。

この”年相応”のバランスは、大人になると非常に大事。
アラサーくらいからは、ここが肝。
ずっとおしゃれに気を使ってきた人でも、難しくなってきます。

その難しい問題にスロースターターがいきなり取り組むというのは、当然難しい。

 

…こういうの、大学生まででしょう。

 

3.お金があるぶん、変な方向に突っ走りがち

お金がある分、脱線したとしても、そのまま突っ走ってしまいます。

若いうちはお金も無いので、物理的にも変な溝にハマりきれない部分があります。
ハマりきる前に、気分も流行も変わったり。

よくある例を、ひとつ。

まだオシャレ手探り状態の時に、あるショップで店員さんと仲良くなり、そのまま、そこに行きつけになってしまい、気付けばそこの服ばかりのパターン。

さらに経験値がないから、「買ったまま着てます」感が出ちゃう。

良い店員さんで、素敵なコーデを組んでくれたとしても、自分と馴染みきらず”服殺し”状態。
外れ店員で、年齢も考えず適当に「買わせている」状態だったら、言うまでもなく最悪・悲惨です。

クセが強めのブランドだと、余計に危険。
そのクセがどんどん強く出て、気付いたら”なんとか系”の一端になっているパターン。

あとは、店員さんが選んでくれると、自分の経験値にはなりにくい。
お店を回って「試着する」「色々なモノを探す」「有り無しを判断する」って行為が減るのはマイナス。

いい年して全身ツモリチサトの30代・40代とかな。

 

4.お金があるぶん、ブランドに走りがち

さらに、お金があるだけに、高価なブランドも変えてしまうのがネック。

色々考えてみて、気付くんです。ハイブランド着てれば間違いないって。
だってハイセンスなモード誌の表紙って、ハイブランド着てるじゃん?って。
世界のセレブはハイブランド着てるじゃん?じゃあハイブランド着れば、おしゃれってことになるじゃん!思考。
実のところハイブランドの客って、こういう考えの人が多いですけどねー(棒読み

冴えないオッサンなのに全身PRADAとか、このパターンかも。
失礼だけど、「センスも若さもないけど金はある」という状態です。

 

一時期のホリエモンさんは、”金だけある”だったね。

 

5.一緒にレベル上げする仲間がいない

遅いおしゃれスタートをきった大人に、共におしゃれを楽しむ仲間は見つけにくいでしょう。
これが10代ならば、いたでしょう。一緒におしゃれを楽しむ同性の仲間が。

一人で買い物に行くのは決して恥ずかしくありません。
むしろ、大人なら一人で買い物くらい行けよと思います。

ただ、情報交換をしたり良い刺激を受けたりする、自分とレベルが近い存在がいないというのは痛いなあと思います。時に友人というのは鏡になって、自分の在り方の確認もできたりする。
それこそ、今まで挙げてきた1〜4を救済してくれたり、おしゃれの手助けをしてくれるのって、近くにいる同性の人のような気がするのです。

いまはSNSなんかで共通の趣味の仲間を見つけるのは簡単かもしれませんが、リアルのそれとはまた違う。

 

いい年して、こういうの着てる人もいる。

 

 

難しいけど、成功もできると思う

ここまでグダグダ「難しい」「辛い」とか書いてくると、若い時におしゃれスタートできなかったら終わりじゃん!と思われても仕方ありませんが、そうでもありません。

遅いスタートでも、おしゃれになることはできると思います。

むしろ、まっさらの状態の方が、上手く行けばキレイな色に染まります。
中途半端に知識や思い込みがある方が、年をとってから仇になったりもします。

 

大人になっておしゃれに目覚めた場合、どうすれば成功するのか?考えてみた結果は、近日中にお届け予定です。

 

お洒落以前の身だしなみの常識

大人になると、おしゃれにマナーや常識も大事になってくる。
冠婚葬祭をはじめ、いいレストランに行ったりだとか、そういう場も増えます。

おしゃれ云々の前に、ルールをきちんと踏まえないといけないことが増えるので、気をつけたいですね。

 

3 Comments

  1. WD

    いろいろ耳が痛いです(笑)。
    「いい年して全身ツモリチサトの30代・40代とか」→上半身ツモリさんのコーディネートは、昨秋しました…危ない?

    高校生の時に「デザインもの」から興味を持ち始めて、「変わった形の服を、何とかして着る」ことを「似合うか否か」より優先していた面があり、おしゃれというのとは違うかなと自覚もします。

    自分の思い込みや好みもかなり偏っていて、「偏りがなければ(客観的に見て)もっとおしゃれになるのかな」と思いつつも、でもやはり好みは容易には捨てられず…

    雑誌も、対象年齢が20歳位下のものを、今でも見てしまいます。中高年向けのも見ますが、ぎらぎら派手過ぎるか、枯れ過ぎと思うほど渋いものの両極端に別れている気がちょっとします。

    年齢的にも、人から見て似合っているのかどうか、だんだん難しいものは出て来ますね。「無理している」と見られるのも嫌ですが。無謀さと楽しむのは紙一重かもしれないと思います。

    自分の好きな傾向の服が似合う、そういう雰囲気を持つ人間になりたいと(特に最近)思います。

    • chanboo

      ツモリのメンズは形もベーシックに留まっているものが多くて、モノによっては全身固めても全然大丈夫だと思うんですけど…。
      レディースの方ですね問題は… 笑 「若いから可愛い」もので全身固めちゃうおばちゃんが多すぎて悲しくなります。。

      大人になるとファッションって難しいですね。
      おそらく、30代40代が一番難しいのではないでしょうか。

      守りに入りすぎると老けるし、攻めすぎると若作りになってしまう部分があって。
      そういうことを意識したり、アリとナシの微妙なジャッジを冷静に考えることって、案外できないんですよね。

      その辺に、中学生位の子供と同じような格好して歩いている親とか、いるじゃないですか。
      子供が親の高さまで上がってるんじゃなく、親が子供の高さまで下がってるパターンです。
      ああいうのは、感覚おかしくなっちゃってんだなー…とよく思います。

      ファッション誌(特にメンズ)って、対象年齢が上がると、やたらスーツスタイルばかりになったり、休日スタイルもわかりやすく老ける気がします。
      メンズファッジとかは、割と年齢関係なく楽しめるなーと思います。

  2. しゅう

    一つ質問しますがあなたはお洒落なのですか?
    文章を読む限り『私はお洒落だ』と受け止められます。
    また、そうだとしたらそれは何を基準にされていますか?

    文章全体の表現が、人を小馬鹿にしているようにしか受け取れません。この続きのブログも同様に。
    読んでいて非常に不愉快でした。

    正直あなたの私服センスを見てみたいです。
    批評をするならそれなりの自信がおありなのでしょう。
    写真でもアップしていただけますか?

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