カジュアル派の定番・モッズコート

涼しくなってくると、気になるのがアウター!

ところで、持っていますか?モッズコート。

「カジュアルすぎてちょっと…」と抵抗がある方も多いと思いますが、日常使いには便利ですよ。
いま、一言にモッズコートといっても、色々なタイプがあります。
随分とアンチ・モッズコートだった私ですが、つい昨年、モッズコートの万能さに気づきました。

今からでも遅くない、モッズコートデビュー!

今年の大トレンドではないけれど、使えるぜモッズコート!
参考記事:【2014年秋冬】メンズトレンドアウター4選

選んで買って、着てみて感じた。
自分に似合う、モッズコートを選ぶポイントを5つ、書きたいと思います。

 

http://ototoy.jp/feature/20091202

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1.デザイン(特にシルエット)でイメージは大きく変わる

一番大切なのは、見たイメージを左右するシルエットでしょう。
一言にモッズコートと言っても、モロ古着!なものから、コンサバちっくなもの、果ては見るからにデザイナーズっぽいものなど、もはや様々です。

自分がどんなイメージで着用したいかを考え、シルエットは慎重に選ぶべきです。

 

割ときれいめに着たい場合

一言で言えば、シュッとしたのを買いましょう。

身幅が広すぎると、どうしてもカジュアルな印象になります。
ある程度、身体に沿うというか、広がりすぎない方が、きちんときれいめに見えるでしょう。

シルエットも、実は色々とあります。
裾に向かって広がるシルエットではなく、縦のラインが強調された物の方がきちんと見えると思います。

ライナーが立派だと、身頃部分が着膨れしスタイリッシュさに欠けるかもしれません。
ライナーの厚さを確認し、重ね着した時に身頃のボリュームがどんなものになるかも、チェックしたい。

モッズコート

http://zozo.jp/shop/studious/goods/4201478/

ウエストに紐が通っていて、絞れるようになっている物が多いです。

この紐が外に見えていてウエストをマークするようなデザインなのか、内側にあるのか。
好みかと思いますが、紐が外側を通っている方がカジュアルな印象かもしれません。
逆に、ウエストをマークしてくれる方がきちんと見える…と感じる人は、紐が外側に通ったタイプを選ぶと良いと思います。

ついでに、裾にも紐が通っていて、後ろで垂れる場合があります。
紐は無いほうが、きちんと見えると思いますが、そこも着てみて自分と相談してみてください。

http://zozo.jp/shop/studiouslab/goods/3642222/

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思いっきりカジュアルに着たい場合

古着(ヴィンテージ)をガバッと着てるくらいのイメージで着たいぜ!
…そこまでではなくとも、カジュアルに着たいのならば、ゆとりあるシルエットを選んではいかがでしょうか。

元々はカジュアルなアイテムですから、王道と言われるモッズコートを選べば、カジュアルになるはずです。
紐も付いていて、垂れている方がカジュアルだし、襟元にファーも欲しいですね。

適度にカジュアル、適度にきれいめがいい…なんて贅沢な考えの人には!
身幅はゆとりがあるけど、腕は細めだと、割といいとこ取りな印象になります。
適度にきれいで、適度にカジュアル。

http://zozo.jp/shop/americanragcie/goods/3959322/

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変わったモッズコートが着たい場合

格好良く着たい?とにかく個性的に着たい?
シルエットが変わっているものが着たいのか、細かいところで唸らせたいのか。
ビシッと決めたいのか、優しいイメージで着たいのか…。

なんとなくで構わないので、イメージを固めましょう。

”王道”を研究し、王道じゃなく、かつ格好良い!と感じる格好良いものを選びましょう。

http://zozo.jp/shop/hpfrance/goods/4585464/

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コムデギャルソンも、モッズコートを作ったりしました(あら意外

シルエットがコクーンだとか、ポケットが全然ないとか、逆に凄くあるとか。
ファーのボリュームが凄いとか、逆に付いて無いとか、個性的ですね。
総柄のモッズコートなんてのも、かなりのインパクト!

あと、素材が違うだけでも、随分とイメージは変わりますよ。
素材については、後の項目で。

デザイナーズブランドを回れば、変わったモッズコートは結構見つかります。

http://zozo.jp/shop/anlio/goods-sale/2960093/

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2.色はカーキだけじゃない

モッズコート=カーキ、なイメージですが、大体複数色での展開です。
カーキ、ブラック、ベージュ、ネイビーの4色が多いのではないでしょうか。

カーキはやはり王道。ベージュは優しい印象になります。
ブラックは一番きちんと格好良く見えて、ネイビーは物によってはトラッドに見えます。

一番難しい色は、ネイビーだと思います。
一歩間違えると…あの…作業服みたいに見えます…(ひそひそ

同じコートでも、驚くほど、色で印象が変わります。
「なんか惜しい」だったコートも、色を変えたら「これだ!」になることもあるんです。
デザインが気に入った場合、複数色あれば是非着比べてみてください。

http://zozo.jp/shop/zozoviant/goods/2262185/

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3.素材でイメージも変わります

使用される素材が違うだけでも、印象は大きく変わります。

王道はよくある”あの”コットンですが、探せば色々なものが見つかります。
洗いをかけてヴィンテージ感を出していたり、加工をしてパリッと見せていたり。
同じコットンでも、しっかりした少し光沢のある素材感だと、高級感も出て大人っぽい印象になると感じます。

単色でも、シャカシャカ素材や織生地、ベロアなんかで作られていると、個性的です。
異素材の切り替えなんてのも、見かけます。

http://zozo.jp/shop/freaksstore/goods-sale/2827159/

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http://zozo.jp/shop/zozograndh/goods/3910110/

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4.フードとファー、必要?

モッズコートにつきもののフードとファーですが、別になくてもいいんですよ(にっこり

首が凄く短い知り合いが、ファーがあると首周りが渋滞して大変だと言っていました。
…なんかわかりますよね。ファーの分量が多いと、かなりボリュームが出ますから。

上で挙げた個性的なモッズコート、両方ともファーがありません。
失くすだけで個性的に映るくらい、モッズコートの代表的モチーフなのですが、似合わないなら取っちゃえば?と思います。

http://zozo.jp/shop/mrolive/goods/3778272/

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ファーをデザイン上、活用するコートもあります。
ファーのボリュームも色も。物によって様々なので、お好みのものを。

大体は、ファーだけ取れたり、フードごと取れたりすると思います。
一応、どこまで取れるか、取った場合は首もとのデザインがどうなるかを確認しておきましょう。
春に着る場合、ファーとフード取りたい!なんてこともあるかもしれません。

 

5.重さを確認してください

探して気づいたのは、モッズコートは結構重いものが多いです。

しっかりした本体生地、ボリュームあるフードとファー、暖かいライナー…
これだけ備えると、いやあ、重い物は重いぜ!持つだけで、ズシンとくるぜ!

気軽に羽織りたいのであれば、重さも重要なのではないでしょうか。
特に男性は、肩が凝る・疲れる重いアウターは嫌いだという人が多いです。
モッズコート、なんかラフで楽そうに見えますから、油断しないでください。

重いアウターが苦手な人は、片手で持ってみて、着てみて。
重さを確認してみてください。

 

 

以上、5点になります。

セレクトショップのオリジナルで、実用性の高い大人が着られそうなきれいめモッズコートが作られています。
アメリカンラグシー、STUDIOUSの物は毎年人気があるようですね。
値段も安くはありませんが、非常に人気があると店員さんからも伺いました。

普段気に入ってるショップに行けば、気に入るモッズコートが見つかりやすいと思います。
変わったコートが欲しい場合は、デザイナーズやセレクトショップを回ってみてください。
一つや二つ、こいつは珍しいや!ってのに出会えると思いますが、今年は少ないかもしれません。

今年、カジュアルなアウターといえば、MA-1やスタジャンがトレンドですからねー。

 

 

ちなみに、アンチ・モッズコートの私が、買ったモッズコートはカーキです。
気取った感じがないため、犬の散歩からスポーツ観戦、動物園や公園の散策など、幅広く使えました。
暖かくて、年内は夜でもモッズコートで十分な位で、本当に大活躍でした。

もし、まだモッズコートをお持ちじゃない方。

モッズコートをお探しの際には、以上の点をチェックしてみてはいかがでしょうか。

参考になれば、幸いです!